聖書が教える救いとは?②〜天使の堕落。サタンって何?〜

最終更新: 11月15日

前回の天地創造に続いて、今回はサタンについてです。天使についても説明しますが、合わせて「サタン」についても説明します。天使が、サタンが理解できていないと、「救い」が何なのか、キリストがなぜこられたのかが理解できないからです。

まず前回お話しした通り、神は霊です。霊的な世界というのがあります、そして神様は霊的な存在です。神様は万物の創造より前に「天使」を霊的な存在として作りました。あなたや私たち人間も肉的な存在でありながら霊的存在でもあります。霊である神様が肉的でもあり霊的でもある人間に「約束」を与えられました。


天使にはルシエル、ミカエルという「天使長」がいました。それぞれの名前には「エル」がついています。これはヘブル語で「エル」は神様という称号を意味します。余談ですが、旧約聖書の人物たちにとってはこの「エル」は軽々しく口にしていい言葉ではなく、ものすごい怖い存在だったので、「エル」に由来する名前がつけられた人が多いです。エリヤ、エリシャ、エレミアなどです。彼らの名前には「神」という称号が入っているんですね。


ルシエルとミカエルこの2人(2天使?)の天使のうちルシエルは「賛美」を担当し、ミカエルは「good news」を伝える担当でした。このルシエルは、神の御座の上に自分を置こうという傲慢の心を持ち始めます。いつくかの聖書箇所にその記述があります。

【エゼキエル28:12−17】

12 「人の子よ。ツロの王について哀歌を唱えて、彼に言え。神である主はこう仰せられる。あなたは全きものの典型であった。知恵に満ち、美の極みであった。


13 あなたは神の園、エデンにいて、あらゆる宝石があなたをおおっていた。赤めのう、トパーズ、ダイヤモンド、緑柱石、しまめのう、碧玉、サファイヤ、トルコ玉、エメラルド。あなたのタンバリンと笛とは金で作られ、これらはあなたが造られた日に整えられていた。


14 わたしはあなたを油そそがれた守護者ケルブとともに、神の聖なる山に置いた。あなたは火の石の間を歩いていた。


15 あなたの行いは、あなたが造られた日からあなたに不正が見いだされるまでは、完全だった。


16 あなたの商いが繁盛すると、あなたのうちに暴虐が満ち、あなたは罪を犯した。そこで、わたしはあなたを汚れたものとして神の山から追い出し、守護者ケルブが火の石の間からあなたを消えうせさせた。


17 あなたの心は自分の美しさに高ぶり、その輝きのために自分の知恵を腐らせた。そこで、わたしはあなたを地に投げ出し、王たちの前に見せものとした。



「知恵に満ち、美の極みであった。」とあります。見た目がとても美しかったんですね。そして、たくさんの宝石に覆われ、「不正が見出されるまでは完璧」な天使でした。しかし「あなたの心は自分の美しさに高ぶり、その輝きのために自分の知恵を腐らせた。」つまり傲慢の心を起こして、「地に投げ出された」と書いてあります。

【イザヤ書14:12−14】

12 暁の子、明けの明星よ。どうしてあなたは天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ。どうしてあなたは地に切り倒されたのか。


13 あなたは心の中で言った。『私は天に上ろう。神の星々のはるか上に私の王座を上げ、北の果てにある会合の山にすわろう。


14 密雲の頂に上り、いと高き方のようになろう。』


15 しかし、あなたはよみに落とされ、穴の底に落とされる。

ここでもルシエルの傲慢のことが書かれています。「密雲のいただきに上がり、いと高き方のようになろう」としたために「よみに落とされ、穴のそこに落とされた」天使が堕落して悪魔になったということです。


【ヨハネの黙示録12:1−9】

1 また、巨大なしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、月を足の下に踏み、頭には十二の星の冠をかぶっていた。 2 この女は、みごもっていたが、産みの苦しみと痛みのために、叫び声をあげた。 3 また、別のしるしが天に現れた。見よ。大きな赤い竜である。七つの頭と十本の角とを持ち、その頭には七つの冠をかぶっていた。 4 その尾は、天の星の三分の一を引き寄せると、それらを地上に投げた。また、竜は子を産もうとしている女の前に立っていた。彼女が子を生んだとき、その子を食い尽くすためであった。 5 女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧するはずである。その子は神のみもと、その御座に引き上げられた。 6 女は荒野に逃げた。そこには、千二百六十日の間彼女を養うために、神によって備えられた場所があった。 7 さて、天に戦いが起こって、ミカエルと彼の使いたちは、竜と戦った。それで、竜とその使いたちは応戦したが、 8 勝つことができず、天にはもはや彼らのいる場所がなくなった。 9 こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あのふるい蛇は投げ落とされた。彼は地上に投げ落とされ、彼の使いどもも彼とともに投げ落とされた。


【ヨハネの黙示録20:2】

2 彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛って、


こんな感じです。神様を上回ろうと傲慢な心を起こした天使が堕落してサタンになりました。「ルシエル」の「エル」が「ファ」に変わって「ルシファ」になりました。サタンです。この世の中で万物と人間が作られる前、神様の世界ではすでに天使の一部が堕落していました。だから神様は人間に約束を与えなくてはならなかったのです。


サタンの存在があるからです。サタンが存在しているので神様は神の形である人間に一方的に約束を与えるしかありませんでした。この契約はものすごい大事です。創世記2:17「17 しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」

この神様から与えられた約束は当然守るべきものでしたが、そこにサタンがやってきたのです。サタンは神様にはかないませんが、元天使なので人間からしたら全く太刀打ちできない存在です。そのサタンが人間にやってきました。これがエデンの園の出来事。創世記3章なんです。

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